くらしのたね

秋祭りのオススメは「唐人踊り」


 秋祭りの季節がやってきた。秋祭りと言えば三重県津市の津祭りに登場する「唐人踊り」。これ、断然お勧め! 今年の開催は10月12(土)13日(日)なので、お近くの人はもちろん、遠くの人も行ってみよう!

 唐人踊りとは、江戸時代に行われた朝鮮通信使の行列を模したのが始まりだという。インターネット上で発見したこの祭りに初めて出かけたのは7年前。道行く人に訊ねても「唐人踊り」を知っている人はいず、裏通りをあちこちとさまよった。大通りからほんのちょっと入った一角に(津市分部町)色鮮やかな衣装をつけたこどもたちの集団を発見したときの喜びと言ったら!


津祭り







 

 白いお面、頭に載せた黒い帽子、赤と黄と白の衣装、手に持ったラッパや笛や小太鼓、大太鼓。デフォルメしたような、不気味とも言える表情のお面を華奢な体格の子どもたちがつけているので、インパクトはとても強烈。今風に言ったら「きもカワイイ」という魅力か。

秋祭り

 
 陣羽織のような長衣の裾は四方にめくれていて、ケープのような肩飾りもピンと張っている。赤、黄、白を配した衣装、光沢のある黒い帽子も異国情緒にあふれていて、胸を打たれる不思議なかわいらしさだ。

 大きなラッパが円を描くと踊り役が屈み込んでポーズをとり、踊りが開始。両手の人差し指を交差させながらぴょんぴょんと跳ねる。足を屈伸させる。弓を引くような格好をする。倒れそうなほど反り返って踊りは終了する。一回の踊りは二分足らずだろうか。とにかくカワイイ。

唐人踊り

 
 練習風景を二時間ほど堪能した後、メイン会場に出向く彼らの後をついて歩いた。その日、私は唐人踊り(とくに子どもたち)の「おっかけ」オバサンになりきって、充実した一日を過ごしたのである。

 350年以上も続く「分部町の唐人踊り」がいつまでも地元の方々に引き継がれて行きますように!


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