くらしのたね

ベッドカバーは夢の世界への扉

 アナタは1日のうちでイチバン幸せだなあと思うのはどんなとき? 私はね、パジャマに着替えてベッドに横たわるとき。そりゃ他にも、食事をするときや入浴後、誰かと話して笑いころげるとき、仕事がうまくいったときなど、幸せだなあと思うときはあるけれど、そんなチャンスはそうちょくちょく訪れるわけではない。だけど、ベッドカバーをめくるとき、そのときは毎日、必ず、ああこれから私は眠るんだなあ、と幸せな気分に包まれる。
 だからね、ベッドカバーは大事よ。幸せな眠りにつく入り口だからね。さっき、現実と夢の世界の境界、それはベッドカバーなのでは? なんてことを思いついたばかりなのだが、確かに、ベッドカバーは意識ありと無意識の境界かも。私の思いつきは真実をついているような気がする。

 さてそれでは、我が家にある夢の世界への扉を紹介しよう。
こぐれひでこさんの山の家のベッドカバー

 これは山の家のベッドカバー。20年近く前に「部屋をデザインする」という展覧会があり(数名がそれぞれ部屋を発表した)、その展示用として東京にある生活雑貨屋で購入した。渋めの赤に生成りという配色(二枚重ね)と渦巻き状のアップリケが私の琴線に触れた。素材はウールモスリン。夏でも寒いくらいの山の家に適したベッドカバーだ。ただしキングサイズ用のカバーなので、セミダブルにはちょっと大きすぎるのだが。


こぐれひでこさんのベッドルーム

 本拠地・東京のベッドカバーは綿のレース。本来はテーブルクロスとして作られたものだが、我が家ではベッドカバーとして使用している。北京に行ったとき、デパートで購入。大きめのテーブルクロスはシングルベッドにぴったりのサイズ。レースのベッドカバーをめくって潜り込むとき、ちょっとお姫様気分になる(夫も同じ気分なのかどうか……それは知らないが)。


こぐれひでこ「くらしのたね」バックナンバー

やさしい手作りのある暮らし てころはこちら

くらしのお買いもの

スパイスボトル
デュフューザー
ミニタオルハンカチ
晒しの巾着袋