花粉症の季節に向けて②

みなさん、こんにちは。
アロマセラピストの澤本誠子です。

節分も過ぎ、暦の上では「春」ということで
なんとなく気持ちもそわそわ・・・
不思議な気持ちになります。
厄介者の「花粉症」も
まだまだこれからがシーズン本番という感じですね。

前回ご紹介した「ティートリー」。
スッキリした香りがリフレッシュに
役立つことをご紹介しましたが
実はちょっとした傷の手当にも役立つ精油です。

花粉症の影響で鼻をかみすぎて
鼻の周りがガサガサ、ヒリヒリ…
というようなときには
ティートリーをいれたホホバオイルを
常備しておくと重宝します。

ロールオン

もちろん、シアバターを利用した
クリームやバームでもOKですが、
ホホバオイルはのびが良くてべたつきが少ないので
ロールオンボトルに香り付きオイルを入れて
持ち歩けば外出先や移動中にも
さっと取り出して塗れるので便利です。

気になる鼻の周りなどに
さっとひと塗りして擦り込みます。
ティートリーの香りで気持ちもスッキリ!
…と同時にホホバオイルが乾燥が気になる部分の
お肌を優しく保護します。
鼻の中にオイルが入らないように気を付けてください。

作り方はとても簡単。
ホホバオイルに精油を入れて
ロールオンボトルに入れるだけです。
tecoloてころの手作りレシピを参考にしてみてくださいね。

ロールオンボトル

お顔に使用する場合は1%濃度になさると安心です。
ロールオンボトルは容量が10mlですので
オイル10mlに精油2滴が1%になります。

でも大事なことは
ストレスを和らげて少しでも
気持ちよく過ごすことなので
ぜひご自身の好みに合った香りを選びましょう。

より好きな香りを嗅いだときの方が
免疫に役立つ物質が増えるという報告もあるくらいです。
「ティートリーが役立ちそう」と言っても
ご自身が好みでなければ
かえってストレスになり悪影響です。

ティートリーのようにスースーした香りが
苦手という方は、
お肌に優しくて傷の手当てに役立つ
ラベンダーはいかがですか。

そのほか香りが苦手でなければ
かゆみを抑えながら優しく肌を労わる
ジャーマンカモミール
明るい気分を誘うゼラニウムもお勧めです。

カモミール

精油の働きというのは
通常の薬剤を使用することと比較して
とても穏やかです。でもアロマテラピーには
人間の体と心、全体に働きかけるという強みがあります。

不調を和らげながら
リラックスできたり、リフレッシュできたり
空気清浄に役立ったりと
多方面の活躍が期待できるのです。
まさに一石二鳥(以上)!

アロマテラピーをはじめとした自然療法は
ただ「治す」ものではないのです。
暮らしに根付いて
寄り添って私たちの生活を
気持ちよくしてくれるものです。

手作り石けんもそうですよね。
単なる身体を「洗う」ものとしてでなく
肌を労わったり、
お手入れが出来たり、
困ったこと(皮膚トラブルなど)が改善されたり
ふんわりとやわらかい使い心地に癒されたり…
ちょっとした工夫で気持ち良く過ごしながら
温かい春の日を待ちましょう。

スノーフレーク

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