年が明けて早くも20日あまりが
過ぎようとしています。
寒い日々が続いていますが
皆様いかがお過ごしでしょうか。
例年この時期は年末年始のお休みで
乱れた生活リズムを取り戻すのが少し大変です。
体調不良ではないけれど
どうもシャッキリしないという日々を
過ごしがちです。
「なんとなく疲れるなぁ…」
「いつもとちょっと違うなぁ…」
こんな時は免疫が下がって抵抗力が
弱くなっていたり、風邪のひき始めのことが
あるので要注意です。
猛威をふるっている感染症に
罹らないよう気を配る必要があります。
対策として手軽なうえに効果的なのは
やはり『手洗い&うがい』。
こまめな手洗いは寒い時期の
食中毒予防にも効果的なので
お気に入りの手作り石けんを用意して
積極的に取り組みたいですね。
そして精油には抗菌、抗ウイルスや
免疫機能の活性化など感染症から
身体を守る作用を持つものが多いので
対策の一つとして植物の香りも
是非取り入れてみてください。
抗菌作用のある精油をアロマランプや
ディフューザー、スプレーなどで
精油を空間に拡散すると空気清浄に役立ちます。
強い抗菌作用といえば
ユーカリなどのフトモモ科や
スパイス系の精油がまず浮かびますが
柑橘系精油にも抗菌や抗ウィルス作用があります。
柑橘系ならば親しみやすい香りで
生活に取り入れやすくおススメです。
今回は抗菌作用と酸味のある香りで
身体を元気にするレモンをご紹介します。
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名称:レモン
学名:Citrus limon
科名:ミカン科
抽出部位:果皮
抽出方法:圧搾法
主な産地:南イタリア(シチリア)、アメリカ(カリフォルニア、フロリダ)など
食卓ではすでにおなじみのレモンですが
精油もフレッシュな果実同様に
鋭い酸味と苦みの混ざった
爽快感溢れる香りがします。
リフレッシュとともに
頭脳を明晰にして集中力を高めます。
明るい黄色の果皮は見る者を元気づけて
活性化してくれます。
気持ちの上だけではなく
病原菌と戦う白血球を活性化する働きがあるとも
言われますので、うまく活用して
感染症対策に役立ててみましょう。
レモンの香りは私たちの生活にも
身近なイメージからとても人気があります。
甘ったるさが無いので目が覚め
気持ちをスッキリとさせながら落ち着かせ
クリーンな状態に導いてくれます。
過去の研究では
レモンの香りが作業中の疲労を和らげたり
活力低下を抑えることがデータとして
得られているので集中力を必要とする場面
たとえば試験前など勉強中の芳香浴にも良さそうです。
いかがでしたか。
精油をうまく活用すれば
消毒薬などの薬品臭ではなく
植物の香りを楽しみながら
感染症対策ができるので一石二鳥です。
精油が持つ抗菌作用と
身体を活性化する作用を利用して
元気に冬をすごしましょう!
- 風邪をひいてしまったら、こじらせる前に病院で診てもらうことも大切です。
- 感染症に罹ってしまった時などは場合によっては薬品などを使った適切な対策を講じる必要もあります。
- 最近、レモンなどの精油を食品添加物と混同して料理などに使用してしまう事例が報告されています。精油の原液塗布や飲用は危険性があります。目的に合わせた正しい使い方で安全に香りを楽しみましょう。