リラックスしながら元気をくれる頼もしい香り「ローズウッド」

みなさん、こんにちは
アロマセラピストの澤本誠子です。
桜前線はまだ北上中ですが・・・
気が付けば暦は春の大型連休間近!
連休のご予定などに心躍らせている方も
多いのではないでしょうか。

・・とはいっても
新年度スタートから早一か月。
新しい環境に早く慣れようと頑張り続けて
少しお疲れが出るころかもしれませんね。
GWにはのんびりしたいなぁと
思われる方もまた少なくないのでは???

なんだか空回りしているなぁ…
想像してた環境とちょっと違うぞ…
思ったより疲れるなぁ…

こんな時こそ
お好きな香りでリフレッシュしていただきたいところですが
実は疲れているときは
香りをうまく選べないことがあります。

自分の好みがイメージできなかったり
反対にいつも好きな香りがピンと来なかったり…
手持ちの精油をいろいろ試しているうちに
ますます混乱してしまうことも。

 

バラの優しさと木が持つ芯の強さの『ローズウッド』

今回はチョットお疲れ気味の時や
迷った時に是非お試しいただきたい精油
『ローズウッド』をご紹介します。

ローズウッド

ローズにも似た香りを持つので
香料原料として有名で
産地のブラジルでは重要な資源でもありますが
ローズウッドは成長が遅く
精油が採れるようになるまで15年ほどかかるため
一時期、乱伐により絶滅が懸念されました。

今はブラジル政府の管理の下、
計画的に栽培されているようで
精油の供給も安定してきており
かつてほど手に入りにくいということはありません。

バラの花から採れるローズ精油のように
華やかさは際立っていませんが
バラを思わせる優しい香りが
心をホッとさせてくれます。
木から取れる精油なので
どこか芯が通ったような
きりっとした印象を秘めています。

ローズのような優しい香りでリラックスできると
同時に中枢神経系を刺激して
疲労回復や免疫などを活性…
つまり体を元気にする作用も期待できるので
少し活動的に過ごしたくなる季節にも
ピッタリの精油です。

 

ローズウッドの成分は2つの『リナロール』

リラックス
少し専門的なお話になりますが
この相反したような2つの作用が混在するには
科学的な理由があります。

ローズウッドの主成分は「リナロール」です。

アロマテラピーの勉強を少しなさった方でしたら
「リナロール=リラックス」とピンとくるかもしれません。
実はこのリナロールには
リラックスや鎮静をもたらす「l(エル)-リナロール」と
心身を活性化する「d-リナロール」の2つの種類があるのです。

ローズウッド精油には
リラックスに役立つ「リナロール(l体)」と
身体を活性化し免疫力をアップさせる「リナロール(d体)」が混在しています。

緊張を緩め心身をリラックスさせるとともに
活性化させる作用も期待できるのです。
製品によってl体とd体の割合などは
異なってはくるものの
2つのタイプのリナロールの作用で
効率よく疲労回復、元気回復に役立つ香りです。
香りのイメージ通り
バラの優しさと木が持つ芯の強さが
バランスよくとりいれられる
精油と言えるでしょう。

 

ローズウッドのおすすめブレンド

お肌に優しい成分で作用も穏やかですので
アロマバス(沐浴法)、ルームスプレー、
芳香浴いずれにも活用できます。
少しお疲れ気味で
選ぶ精油に迷った時に是非お試しくださいね。
バスタイム

オススメアロマバス

 塩、重曹、はちみつ等 大さじ1に対して

 
目覚めの芳香浴に

 
一日の終わりの芳香浴に

 
 

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