粉を量る。酵母を量る。計量。
苦手です。
修業時代には何度も間違えてパン生地を
無駄にしました。
配合表の材料名とグラム数を取り違えて
見ていたり、容器の重さを引くのを
忘れたり。
あまりにも頻繁に間違えた末、
何を量っても不安で確認ばかりしていたり。
今は対策をいくつか考えたので、
あまり間違いはしなくなりました。
対策ひとつめは、
「計量は少ない回数で
ぴたっと合わせるゲーム」と考えて、
楽しく計量すること。
砂糖でも水でも、
目的のチョイ手前まで
一気に計量用のボウルに入れ、
最後1回の調整で合えば2回。これ
が最高点。
少量ずつぼちぼち入れてもいつかは
目的の重さに到達しますし、
慎重でよさそうなのですが、
私の場合、チョビチョビ量っていると
飽きてしまい
「あれ?何グラム量るんだっけ」
となります。
他にも、
「風袋(容器の重さ)引き、OK」
「水、00g」と
必ず声を出して計量すること。
量るときのほかにミキサーボウルに
投入した後もスケールに容器をのせて
風袋引きをしたかを確認すること。
材料表をもう一度最初の行から
見直して正しく計量したか思い返してから
ミキシングを始めること。
さらに、粉、砂糖、塩は合わせて
合計の重さが合っているか
いったん確認してから
ミキサーボウルに投入する
決まりにしています。
料理本で料理家のレシピを再現するときも、
きちんと量ってこそ新しい味との
出会いがあります。
せっけん作りにも正確な計量が
大切だと教わりました。
参考になれば嬉しいです。