ゆく年くる年・・・和の精油でホッと一息

みなさん、こんにちは。

アロマセラピストの澤本誠子です。

いよいよ今年も残りわずかとなりました。

2016年はどんな一年だったでしょうか。

 

年の瀬
クリスマスが過ぎれば

年の瀬はすぐそこ。

なにかと慌ただしいこの季節ですが

新しい一年をむかえるにあたって

日本ならではの和の香りを

取り入れてみてはいかがでしょうか。

 

日本人にとってなじみ深い植物を原料とした精油は

和精油」とも呼ばれ

どこか懐かしさを感じさせるとともに

国産・・・つまり生産者の顔がわかるという安心感からも

私たちに安らぎをもたらす香りとして注目されています。

 

先日ご紹介した「ユズ」もその一つです。

他に代表的なものとしてはハッカ(北海道)

ヒノキ(木曽、吉野)

モミ(北海道)など。

 

年末年始は来客が多い時期でもあります。

幅広い年齢層の方々や遠く国外から帰省される方

外国人のお客様のおもてなしにも

和精油は活躍してくれることでしょう。

 

newyear
お客様をお迎えするときに

意外と気になるのが玄関の匂いです。

ディフューザーなど置きたいけれど

場所が無かったり、ちょうどいいコンセントが

なかったりしますよね。

そんなとき玄関周囲の芳香の一工夫として

ヒノキを用いた消臭グッズを手作りしてみませんか。

 

シューズボックスに入れる消臭剤としておなじみは重曹。

そのままプリンの空き容器などに入れて

棚に置いておくだけで本当にお手軽です。

重曹に消臭効果や防虫・除菌が期待できる

ヒノキ精油を2~3滴垂らせば

玄関からほんのり優しい木の香りが漂います。

(古くなった重曹はそのままトイレのお掃除に使えますよ)

 

 

ひのきチップ
また、重曹の代わりにヒノキのチップも便利です。

ヒノキチップはそのままでも

ほんのりヒノキの香りが漂いますが

香りが薄れてしまいやすいので

ヒノキチップに精油を加えてみましょう。

香りが長持ちします。

 

ヒノキチップをだしパックやお茶パックに詰めれば

靴の中に入れる消臭剤としても使えます。

ヒノキチップ

 

ヒノキチップが適度に湿気を吸って

匂いの素となる雑菌の繁殖を防いでくれます。

ひのきの消臭グッズ

 

ヒノキだけでは少し癖が強いと感じる場合は

他の精油とヒノキを組み合わせてもいいでしょう。

ユズを加えればまろやかになりますし

ハッカ油を加えるとおなじみのハッカの香りに

ほんのり和のテイストが加わります。

是非お試しくださいね。

 

ヒノキorサイプレス : ユズ = 1 : 2

ヒノキ : はっか油 = 1 : 1

 

    *ヒノキは木部から抽出されたものと枝葉から抽出したものでは香りの印象が違いますのでお好みの方を使ってください。どちらも消臭効果がありますが、葉の方が防虫効果は高いようです。
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